美しいコーヌスクローネが完成しました。

こんにちは。

Weber dental labor 稲葉由里子です。

コーヌスクローネ〜支台歯の歯冠長が短い場合の注意点〜

でご紹介させていただいた患者様、いよいよセットの日を迎えました。

製作してくれたのは、Weber dental labor 詩織ちゃんです♪

試適時も問題なかったため、上手く行くとは思っていましたが、やはり本番はドキドキします。

また、何ヶ月もかけて一生懸命作ったテレスコープ義歯が手元から離れてしまうのは寂しいものです。

下顎コーヌスクローネ外冠

コーヌスクローネ内冠

オクルーザルコアを用いた記録により、内外冠はゼロフィッティングします。

セット時は、1ミリでも狂いがあると入りません。

舌側面の美しいシルエットに丁寧な仕事を感じます。

完成したコーヌスクローネ

そして、上顎はレジリエンツテレスコープです。

IVOCUP SYSTEM で重合された、義歯はレジンの質が全く違うと思います。

患者様へ装着するのをとても楽しみにしていましたが、できればずっと手元に置いておきたいほど製作者としては技術力を集約させ、気持をこめて製作しました。

注意点としては、内冠と外冠は別々にセットではなく、同時セットです。

詳しくはこちらをご覧下さい☆彡

▼コーヌスクローネセット方法について

思った通り、患者様の口元は上品に美しく仕上がり、大変喜んでいただきました。

支台歯が短かくとも、維持力調整を工夫し、ゼロフィッティングすることができました。

また、全てのステップに技工士が立ち会う事ができたため、クオリティーの高い補綴物を完成させる事ができたと思います。

これからメンテナンスを通じて、患者様と長いお付き合いになると思いますので、今後の行方を見守って参りたいと思います。

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