片側リーゲルテレスコープ、床の大きさについて

こんにちは。

Weber dental labor 稲葉由里子です。

前回ご紹介させていただいた、片側リーゲルテレスコープのバイトの採り方

の患者様がようやく完成を迎えました。

患者様は、ドイツの方です。

ドイツの技術ということで、共感いただき、治療をお願いされました。

技工を担当させていただいたのは、詩織ちゃんです(^_^)

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内冠は連結。

2.3は生活歯、5番は失活歯です。リーゲルレバーは万が一5番を失う可能性を考え、5番の遠心ではなく、3と5の間に付与しました。

本来であるならば、全顎治療をしたいところでしたが、前歯をすべて削ることには患者様も抵抗があり、片側処理はギリギリの選択でした。

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ロングスパンの片側リーゲルのため、支台歯に負担がかかります。

床はできるだけ大きくそして長くし、沈み込みを遠くにさせることで、支台歯の負担を軽減させます。

患者様のご希望で、床はできるだけ小さくとおっしゃられるケースが多いのですが、そうすることにより歯を失う速度が早まる事、中途半端な床は反対に食べ物が詰まりやすい事などを説明していただけると、納得していただけます。

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IPSG20周年記念特別講演会でも、チュービンゲン大学Weber教授が、遊離端は長い方が、義歯を支える最後方歯にかかる負担が少ないことをお話されていました。

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セットも、スムーズに問題なく行うことができました。

床の部分は、唇や頬で隠れるので、見た目にはわかりません。(唇を広げて見る事はありません)

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患者様、同時に右下のセラミックブリッジ、左上4本のセラミック治療も希望されたので、セラミック技工がとても上手な、Dental labor Grossの高瀬さんにお願いしました。

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色々な条件がある中で製作していただきました。

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適合もとても良いですし、自然な質感をだしていただきました。

患者様には大変喜んでいただき、次回は反対側のセラミックもお願いしてくださいました。

本当に嬉しいです♪

高瀬さん、詩織ちゃん、ありがとうございました!

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