Weber dental labor のこだわりと想いAbout Weber dental labor

代表挨拶

こんにちは。Weber dental labor 代表の稲葉由里子です。
このたび、ドイツの入れ歯テレスコープシステム専門技工所を開設させていただくこととなりました。

稲葉由里子テレスコープシステムは、超高齢社会を迎えた日本に非常に求められる技術であることから、年々テレスコープに関心を寄せる先生も増えています。

テレスコープシステムをこれからやろうと思っている先生方がどのようなことに困っているかを、歯科医師である私は同様に理解することができます。

それを踏まえて、印象からバイト、セットの手順、設計など、先生方が不安に思われていることをサポートさせていただきたいと思います。

トライしたけど、その手順がわからないために、やらなくなってしまった・・・という先生、実は沢山いらっしゃるのではないでしょうか?

先生方が安心してお仕事をご依頼いただき、患者様が喜んでいただけるような技工物を製作、サポートさせていただきたいと思います。

Weber dental labor 代表 稲葉由里子

Weber dental laborのこだわり

Weber dental labor では、機能的にも審美的にも優れたドイツで開発されたテレスコープシステム、上下顎同時印象法によるシュトラックデンチャーを専門としています。

〜Das Beste oder Nichts 最善か、無か〜

「医療には最善の方法が実行されるべきである」という元日本歯科大学教授、当技工所顧問である稲葉繁先生の信念を、Weber dental labor でも引き継いでおります。

当技工所の最大のメリットは、本場ドイツで直接テレスコープ技工、シュトラックデンチャーを学んだ、稲葉先生のアドバイスを得ることができるところだと思います。

技工物作製のコンセプトは、患者様に喜んでいただける技工をお届けすること。

仮の義歯であっても、患者様が不自由しないように精一杯製作します。
先生方と一緒に最終ゴールを目指して行くために、集中力と精度を高めていきたいと思います。

Weber dental labor 設立への想い

ドイツの入れ歯、テレスコープシステムは非常に高い技工技術が必要です。
しかし、今日本の歯科技工士の現状は、就労5年以内離職率が約8割と言われ、技工士の確保が切実となっています。

3年前のIPSG学術大会で、総義歯実習コースで父の右腕となり活躍していた技工士の岡部宏昭先生が『技工士からの提唱~技工士の現状と今後~』についてお話しを頂き、私はとてもショックを受けました。
およそ10年以内に爆発的に技工士が減少すると言うのです。

ほとんどのラボが残業をつけていない
そして、実は残業時間100時間ぐらいはしています。

資格があるのに、この状態だと、どんどん離れてしまいます。
若い技工士が離職してしまうのは、当然といえるのでは・・・
現在、補綴物の海外発注が急増し、国内のラボは自費の激減により倒産が相次いでいます。

補綴物の海外発注が弊害になり値崩れ、質の低下をおこしているのです。

ドイツ、スイス、オーストリアなどでは、技工士は大変地位が高く、皆から尊敬される職業です。

チュービンゲン大学では大学の一番景色の良い空間にラボがあり、皆笑顔で仕事をしていました。
他にも沢山のラボを訪れましたが、スタイリッシュでかっこいい。
こんな技工所が日本にもあればいいのにとずっと憧れていました。

日本の歯科技工士の技術は、世界でもトップレベルです。
ヨーロッパで見たラボを再現し、微力ながらも私ができるところから、今の日本の技工士の現状を変えていきたいと思っています。

私にとって、歯科医院開設よりも歯科技工所開設は大きな意味があると思っています。
ぜひ応援していただけると嬉しいです。

技工所の名前の由来

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技工所の名前についてお伝えしたいと思います。
父と相談し「”Krone Dental Labor”はどうか」と、Tuebingen大学のWeber教授に相談させていただきました。

Weber教授は、顧問稲葉繁先生が代表を務めるIPSG20周年記念特別講演会のゲストとして講演をしていただいた、世界中、特にヨーロッパで活躍されている方です。

「Kroneでは範囲があまりにも狭いので、もう少し発展的な名前をつけてみたらいかがでしょうか。メルセデスベンツの3本の矢のように、機能、審美、精密の意味を持つような名前を考えてみてください。」

これはなかなかの難題でした。

一晩中悩みましたが、父のアイデアで、
「これはもうひとつしかないよ。Weber教授のお名前をいただいたら??」

「素敵ね!!」

ということで、早速お返事を。
「機能、審美、精密、インプラント、テレスコープシステム、すべてにおいて網羅する名前です。もしよろしければ、あなたのお名前、Weberを頂いてもよろしいでしょうか?これ以上の適切な名前はないと思います。」

Weber教授はこの提案をとても喜んでいただき、ラボ開設にあたり斬新なアドバイスをいただきました。

Weber教授の跡継ぎである愛娘は技工士でいらっしゃいます。

IPSG20周年記念講演会の時も、歯科技工士がいなければ、今の私はなかったとおっしゃっているほど、Weber教授は歯科技工士を大切にしています。

Weber Dental Laborでは、歯科医師と歯科技工士が質の高い仕事を共有できるように、環境や設備を整えたいと思います。

Prof. Dr.Heiner.Weberについて

Weber教授 ■Prof. Dr.Heiner.Weber 略歴
1974年 学位取得(歯科医学博士)
1982年 補綴学講座教授及び学科長、チュービンゲン大学
1990-91年 医学部学部長、チュービンゲン大学
1996年 EPAヨーロッパ補綴学会会長
2013年 DGZIドイツ口腔インプラント学会会長

ドイツにおける補綴歯科医学会の最高峰。
インプラントとテレスコープを使用した補綴法の第一人者。チュービンゲン大学主任教授。
元ヨーロッパ補綴学会会長。世界各地にて600回以上、口腔に関する発表、講演等を行っています。
※Weber教授からWeber dental laborにお祝いのお手紙をいただきました♪
(クリックで拡大します)

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Weber Dental Labor

Dear Dr. Yuriko Inaba

Thank you so much for informing me about your new Dental Lab,in general, and with regard to naming it after me, especially.

You cannot imagine, how much I feel honored to be part of your professional activities.
I do hope, that “Weber dental labor” will be very successful.

And if so, I am very sure, that this is not because of my name-but rather because of the quality of laboratory work you will be providing for colleagues and their patients!

I am convinced, that you and your brother will follow the big footsteps of your father,Prof. Inaba, who definitely raised the standards in Japanese restorative/prosthetic dentistry.

In this context, I do ask you to convey my congratulation as well as my best wishes to your family,in general, and to your father, Prof. Inaba, respectfully.

Hoping, that I will get the chance someday to see your dental lab.I remain with many thanks for the great honor and my kind regards,

Yours sincerely

Prof.Dr. H.Weber
Medical Director and Chairman


Weber dental labor

Dear Dr. Inaba

あなたの新しい歯科技工所の開設のお知らせをいただき、ありがとうございます。

そして特に、その歯科技工所に私の名前をつけていただき、大変感謝しております。

あなたが新しくはじめる活動の一部に携わることができて、私がどれだけ光栄に思っているかきっと想像もつかないでしょう。

「Weber dental labor」が大成功することを心から願っています。

そして、もし大成功したとしてもそれは私の名前のためではなく、あなたや、一緒に仕事をしている歯科技工士が、質の高い仕事を患者様に提供している成果であることに間違いありません!

日本の修復歯科学/歯科補綴学の水準を高めたお父上の稲葉教授の偉大な志を、あなたとご兄弟が継いでいくだろうと私は確信しています。

私のお祝いの言葉と成功を祈る気持ちを、ご家族に、特にお父上、稲葉教授にどうぞお伝えください。

あなたの歯科技工所“Weber dental labor”を訪れる機会を楽しみにしています。

本当に光栄で感謝しています。

Yours sincerely

Prof.Dr.H.Weber
Medical Director and Chairman