3年経過 上顎コーヌスクローネ、下顎リーゲルテレスコープ症例

こんにちは。

Weber dental labor 稲葉由里子です。

これまで沢山のテレスコープシステム症例を経験して参りましたが、私が稲葉歯科医院を開業して19年。そろそろ10年以上経過症例も多数見られるようになって、当時を振り返る事が多くなって来ました。

昨日は、平成26年の5月に上顎コーヌスクローネ、下顎リーゲルテレスコープの患者様が義歯の修理にいらっしゃいました。

3ヶ月に1度、しっかりメンテナンスを受けられている患者様です。

左下2.3番の歯頸部の隙間が気になるので、修理をしましょうということになりました。

3年経過ですが、やはりどうしても歯肉の退縮はあるのですね。

しかし全く問題ありません。

リーゲルテレスコープは取り外しができるため、外冠の歯頸部を伸ばせば良いだけです^ ^

シリコンのパテでその部位だけ印象を採り、固まったらインジェクションタイプの印象材を入れてパテで抑えるだけです。

義歯をお預かりし、石膏を流し、修理をしました。

修理後は、このような感じです^_−☆

患者様にも喜んでいただきました。

これから、5年後、10年後、15年後と患者様と共に経過を見ていきたいと思います。

3年前こちらの症例を製作して頂いたのは、キャステティックアーツの歯科技工士、中沢勇太さん。

確か、一緒に仕事を始めて間もない頃だと思います。

懐かしいなと当時を振り返った症例でした♪

リーゲルテレスコープは昨今、コバルトクロムなどの金属で代用可能ですが、コーヌスクローネはやはりゴールドである事が条件だと思います。

装着当時と変わらぬ維持力に嬉しくなりました。

 

 

 

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