仮義歯の重要性について

こんにちは。

Weber dental labor 稲葉由里子です。

技工士、石川太一さんとの初仕事♪

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レジリエンツテレスコープのセットでした♪

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残っている歯は、左上の1本のみ。

以前、犬歯にクラスプをかけていたのですが、歯根破折を起こしてしまい、どうして良いのかわからずに大変不安そうに来院されたのを思い出します。

1本でも、ご自身の歯があれば絶対利用した方が良いと思います。

歯根膜の感覚を残す事で、噛む刺激は全身に広がります。

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犬歯はどうしても抜歯が必要でしたが、抜歯と同時にすぐに仮義歯を装着させていただきました。

その時、患者様に安心していただいたことを今でもよく覚えています。

仮義歯だからと、適当に排列して咬合高径を決め、辺縁封鎖ができないようなものを作ってしまうと、製作過程の数ヶ月、患者様はマスクをして過ごさなくてはいけません。

仮義歯を気に入っていただけると、その期間に患者様の気持は安定し、笑顔も見せてくださいます。

また、ゆったりとした気持で治療を進めて行く事ができるので、私達もじっくりと製作に取り組み集中することができるため、クオリティーも高まります。

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お正月は、家族でゆっくりと過ごしたという石川さん。

今年もどうぞよろしくお願いします!

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